確定申告に必要な書類まとめ【2026年版】個人事業主・会社員・副業別にCFOが解説

税金・社保・確定申告
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※本記事は筆者の実務経験(税理士事務所2年半・経理財務14年・現在広告会社CFO)をもとに執筆していますが、最終的な判断は税理士や所轄の税務署にご確認ください。様式・期間等は2026年6月時点の情報です。

確定申告が近づくと、「結局、何を準備すればいいの?」と迷う方が多いはずです。必要書類は、立場(個人事業主・会社員・副業)によって変わります。

本記事では、確定申告に必要な書類を立場別にまとめました。税理士事務所とCFOの実務経験をもとに、準備のポイントもあわせて解説します。

📌 この記事の要点

  • 確定申告書はA・Bの区別が廃止され、現在は1種類に一本化されている
  • 共通で必要なのは申告書・本人確認書類・口座情報
  • 必要書類は個人事業主・会社員・副業で異なる
  • 控除を受けるなら各種控除証明書を忘れずに準備
  • 会計ソフトを使えば、書類作成から提出まで効率化できる

確定申告で共通して必要な基本書類

まずは、立場を問わず誰でも準備が必要な書類です。

  • 確定申告書(国税庁サイト・e-Tax・会計ソフトで作成可能)
  • 本人確認書類(マイナンバーカード、または通知カード+運転免許証など)
  • 銀行口座の情報(還付金の受取用)
補足:かつては所得の種類で「確定申告書A」「確定申告書B」を使い分けていましたが、令和5年(2023年)提出分から様式が一本化され、現在は区別がありません。古い情報で「A様式」を探す必要はなくなっています。なお、印鑑も電子申告(e-Tax)なら不要です。

【個人事業主・フリーランス】必要書類一覧

分類 必要書類
収入関連 請求書・売上帳、入金の記録(通帳コピーなど)
経費関連 領収書・レシート、クレジットカード明細、家事按分の資料(光熱費・通信費など)
その他 青色申告決算書(青色申告の場合)、減価償却資産の明細
💡 帳簿や経費集計は、freee・マネーフォワード・弥生などの会計ソフトを使えば自動化できます。何が経費にできるか迷う場合は個人事業主の経費【2026年版】も参考にしてください。

【会社員】必要書類一覧

会社員は基本的に年末調整で完結しますが、以下のケースでは確定申告が必要です。

  • 源泉徴収票(勤務先から交付される)
  • 医療費控除の明細書(医療費がかさんだ場合)
  • 生命保険料控除・地震保険料控除の証明書
  • 住宅ローン控除関連の書類(借入金残高証明書など。初年度は確定申告が必要)
ポイント:会社員でも、副業の所得が20万円を超えると確定申告が必要です。詳しくは確定申告が必要な人・不要な人をご確認ください。

【副業している方】必要書類一覧

副業の形態によって、準備する書類が異なります。

副業の形態 必要書類
アルバイト・パート(給与) 勤務先からの源泉徴収票
原稿料・講演料など(雑所得) 支払調書、振込明細
ネット副業(アフィリエイト・せどり等) 売上管理表、振込記録、経費の領収書
💡 副業の確定申告の要否や経費の考え方は、副業で確定申告が必要な人・不要な人副業版・経費にできるもの一覧で詳しく解説しています。

控除・特例に関する書類

申告内容によって必要になる書類です。該当する人は忘れず準備しましょう。

  • 医療費控除の明細書
  • ふるさと納税の寄附金受領証明書(ワンストップ特例を使わない場合)
  • 社会保険料控除証明書(国民年金など)
  • 小規模企業共済等掛金控除証明書(iDeCo含む)
CFO

CFO目線:書類は「届いたらすぐ1か所に」が鉄則

控除証明書(保険・iDeCo・ふるさと納税など)は、秋〜年明けにバラバラと郵送で届きます。経理の現場でも、この手の書類は「後でまとめよう」とすると必ず行方不明になります。私のおすすめは、届いたその場で専用のクリアファイル1つに放り込むこと。確定申告の時期に探し回らずに済みます。電子で届くものは、専用フォルダにすぐ保存。地味ですが、これが一番ストレスを減らします。

確定申告の時期(令和8年分)

対象:2026年(1月1日〜12月31日)の所得=令和8年分
受付期間:2027年2月16日(火)〜3月15日(月)見込み
還付申告:2027年1月1日から提出可能
ポイント:上記は2027年の申告期間の見込みです(正式な期日は国税庁の発表をご確認ください)。書類は早めに揃えておくと、申告期に慌てずに済みます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 確定申告書の「A」と「B」はどっちを使う?

現在はA・Bの区別がありません。令和5年提出分から様式が一本化され、誰でも同じ「確定申告書」を使います。古い情報でAを探す必要はありません。

Q2. 領収書は提出する必要がある?

確定申告書に領収書そのものを添付する必要はありませんが、原則7年間(一部5年)の保存義務があります。税務調査で求められたときに提示できるよう保管しておきましょう。

Q3. マイナンバーカードがないと申告できない?

できます。マイナンバーカードがない場合は、通知カード(またはマイナンバー記載の住民票)+運転免許証などの本人確認書類で対応できます。ただしe-Taxはマイナンバーカードがあると便利です。

Q4. ふるさと納税の証明書は必ず必要?

確定申告で寄附金控除を受ける場合は必要です。ワンストップ特例を使う場合は確定申告自体が不要ですが、医療費控除などで確定申告をするならワンストップは無効になり、寄附金受領証明書が必要になります。

まとめ

確定申告の必要書類の要点

  • 確定申告書はA・Bの区別なし(現在は一本化)
  • 必要書類は立場(個人事業主/会社員/副業)で異なる
  • 控除を受けるなら各種控除証明書を早めに準備
  • 書類は届いたらすぐ1か所にまとめるのがコツ
  • 会計ソフトを使えば書類作成・提出まで効率化できる

📊 書類の集計から申告書作成まで、会計ソフトが効率的

領収書の撮影・自動仕訳から、確定申告書の作成・e-Tax送信まで一気通貫。書類集めの手間も大幅に減らせます。freee・マネーフォワード・弥生はいずれも対応。

※本記事は2026年6月時点の情報です。最新の様式・申告期間は国税庁または税理士にご確認ください。

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