簿記3級と2級の違いを徹底比較|どちらから受けるべき?

簿記
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簿記は就職やキャリアアップに役立つ人気資格ですが、「3級と2級のどちらを受けるべきか」で迷う方は多いと思います。
この記事では、実際に学習した経験に加え、私の職場の部員の実例も交えながら 簿記3級と2級の違い をわかりやすく比較します。


簿記3級の特徴

  • 対象:商業簿記の基礎
  • 内容:仕訳・伝票・試算表・精算表・財務諸表作成など
  • 難易度:入門レベル。独学でも3〜4か月で合格可能
  • 勉強時間の目安:100時間程度
  • 合格率:40〜50%前後

👉 初めて簿記を学ぶ人におすすめ。
会計の基本が理解でき、日常業務での仕訳や帳簿付けができるようになります。


簿記2級の特徴

  • 対象:商業簿記に加えて工業簿記(原価計算)
  • 内容:本支店会計・連結会計・固定資産の会計処理・標準原価計算・CVP分析など
  • 難易度:中級レベル。3級の内容を理解していることが前提
  • 勉強時間の目安:200〜300時間
  • 合格率:15〜30%前後

👉 企業の経理や財務職を目指す方、税理士試験の基礎固めをしたい方に必須。


実例:職場の部員の成長ストーリー

私の会社に入社した部員の一人は、経理だけでなく総務や情シスも含めて「薄く広く」経験してきた状態でした。

その部員は入社後に簿記を学び始め、

  • 3級を約3か月で合格
  • 続いて2級を約6か月で合格

というスピードでステップアップしました。

特に印象的だったのは、3級から2級の勉強を始めて3か月くらいたったころから、実務でも一気に仕事のコツをつかみ始めたことです。
「簿記を勉強することで業務理解が深まり、仕事が楽しくなってきた」と話していました。

👉 この実例からもわかるように、簿記2級の学習は単なる資格取得だけでなく、実務の成長に直結する効果 があると感じています。


難易度の違い

  • 3級:仕訳を理解すればスムーズに進められる。数学力は不要。
  • 2級:範囲が広く、商業簿記と工業簿記の両方を理解する必要あり。

👉 感覚的には「3級の3倍の勉強負担」があるイメージです。


就職・キャリアでの評価の違い

  • 3級
    • 一般事務・経理補助でプラス評価
    • 学生や就活前の資格としては有効
  • 2級
    • 経理・財務・会計事務所で即戦力として評価される
    • 「履歴書に書いてアピールできる最低ライン」の資格

👉 事務系職種を志望するなら2級が強く推奨されます。


どちらから受けるべき?

  • 簿記未経験 → 3級から
    → 基礎があると2級が格段に学びやすい
  • 大学や仕事で会計の基礎がある → いきなり2級も可
    → ただし独学ではハードルが高め

勉強方法の違い

  • 3級:市販テキスト+問題集で十分
  • 2級:テキストだけでなく、過去問演習・模試で仕上げが必須

👉 2級は範囲が広いため、独学よりも通信講座を利用する人も増えています。

もし独学で進める場合は、テキスト選びがとても重要です。
おすすめの教材はこちらの記事で詳しくまとめています。
👉 簿記3級おすすめテキスト【2025年版】
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まとめ|3級は入門、2級は実務レベル

  • 3級:会計の基本を理解できる入門資格
  • 2級:経理実務や税理士試験につながる本格資格

私の職場の部員もそうでしたが、簿記を学ぶことで 「試験合格」+「実務の成長」 の両方を得ることができます。


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