独学で簿記に合格できる?
簿記は独学でも十分に合格可能です。特に簿記3級は、基礎を押さえれば独学合格者が非常に多い試験です。簿記2級も、時間を確保し正しい方法で学習すれば独学で合格している人はたくさんいます。
では、独学合格する人に共通する勉強法や特徴を具体的に見ていきましょう。
独学で合格する人の特徴と勉強法
自己管理ができる
毎日コツコツと学習を継続する力が大切です。1日30分でもよいので、習慣化できる人は強いです。
教材をやり切る
いろいろな本に手を出すのではなく、テキスト1冊+問題集1冊を何度も繰り返して「使い倒す」ことが合格への近道です。
スケジュールを逆算できる
試験日から逆算して「残り3カ月で何をするか」を決め、週ごとに計画を立てて進められる人は合格率が高いです。
過去問で慣れる
簿記はパターン化された問題が多く出題されます。過去問を解いて「この仕訳はこの処理」と結びつけられるようになると一気に得点力が上がります。
もし独学で進める場合は、テキスト選びがとても重要です。
おすすめの教材はこちらの記事で詳しくまとめています。
👉 簿記3級おすすめテキスト【2025年版】
👉 簿記2級おすすめテキスト【2025年版】
独学用の学習スケジュール例
簿記3級(3カ月合格プラン)
- 1カ月目:テキストを一周 → 仕訳の基礎に慣れる
- 2カ月目:問題集で繰り返し演習
- 3カ月目:過去問を集中的に解き、時間配分を意識
簿記2級(6カ月合格プラン)
- 1〜2カ月目:テキストで商業簿記・工業簿記の基礎を学習
- 3〜4カ月目:問題集で反復練習、理解を定着
- 5カ月目:過去問で応用力を磨く
- 6カ月目:模試や過去問で実践練習、弱点補強
👉 ポイントは「一冊を完璧に仕上げる」ことと「過去問で実戦力を鍛える」ことです。
私の合格体験談
ここで私の体験を紹介します。
私は独学ではなく、大原の税理士講座のおまけでついてきた簿記3級・2級の導入講座を受講しました。
体系立てて学べたことと、学生で時間に余裕があったこともあり、
- 3週間で簿記3級合格
- 1カ月で簿記2級合格
という短期合格ができました。
この経験から強く感じたのは、簿記を始めとする資格試験は 「お金で合格までの時間を買うか、時間をかけて独学で節約するか」 という選択だということです。
講座を利用するという選択肢
独学でも合格は可能ですが、私は「講座を受講したほうが精神的にも効率的にも10倍楽」だと感じています。
理由はシンプルで、講座なら:
- 教材とカリキュラムがすべて揃っている
- 学習の順序やペースに迷わない
- プロの解説で疑問点がすぐ解決できる
独学はどうしても「教材選び」「勉強法の迷い」「スケジュール管理」まで自分で背負う必要があります。これは意外にエネルギーを使い、途中で挫折する人も多いです。
今ならスタディングが現実的な選択肢
私の時代は大原やTACが中心でしたが、今は スタディング簿記講座 のように安価で高品質なオンライン講座があります。
- スマホで完結 → 通勤電車や昼休憩でも学習できる
- 価格は大原やTACの1/5程度
- 学習マップやAI問題演習など、効率化ツールが充実
「独学で頑張る」こともできますが、社会人や子育て中の方にとっては、講座を使った方が 短期合格の再現性が高い と強く感じます。
まとめ|独学か講座かはライフスタイル次第
- 独学:時間があり、自己管理に自信のある人におすすめ
- 講座:効率重視・短期合格・挫折したくない人におすすめ
私自身の結論としては、「お金で時間を買う」ほうが圧倒的に得 でした。
今はスタディングのように安価な講座があるので、独学で悩む前に一度無料体験してみるのがおすすめです。
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