生成AIの“実用段階”が来た
生成AI系サービスが次々と出てくる中、会社を設立して数カ月で、クラウドベースサービスを提供するWix(ウィックス)に約8,000万ドル(約117億円)で買収された話題の「Base44」を触ってみたところ衝撃を受けました。
テキストで「こういうアプリ作って」と指示すると、数分で使えるアプリが出来上がる。
クオリティはまだまだなんでしょ?と思うそこのあなた!
非エンジニアの私でも、簡単な指示を会話で伝えるだけで家計簿アプリが5分で試作できました。
今後の世の中がどう変わっていくのか、本当に末恐ろしくもワクワクする世の中の到来です。
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Base44とは?(1分でわかる概要)
- 自然言語(日本語OK)で仕様を伝えるだけで、データベース・UI・認証・通知などを自動で組み上げる“AIアプリビルダー”**
- ダッシュボード、社内向けツール、顧客ポータル、軽量SaaSまでノーコード〜ローコードで構築可能
- 生成AI連携、ストレージ、メール、決済(Stripe)などコア機能が最初から同梱。
体験の入口はここ → 会話でアプリ作りを始める(PR)
試しに家計簿アプリを作ってみた
HPにアクセスするとこんな画面(Googleの翻訳で日本語変換)

右上の今すぐはじめるをクリック

Googleアカウントをお持ちの方はGoogleアカウントでログインが楽です

ログインをするとこの画面が表示されますので真ん中のテキスト入力欄に作りたいアプリを入力します。
今回は「家計簿をアプリを作りたいです」の1文だけ入力してエンターキーをパチン。

すると左側で自動的に要件定義を色々と進めてくれ、待つこと2分。。。

画面右側に家計簿が完成しました! す、すごすぎる。。。
ただ、このままでは一度入力した支出や収入を修正や削除ができなかったり、月ごとの入出金が集計ができなかったりと足りない機能がいっぱい。
そこで左下のテキスト入力欄に追加の要件を入力。
今回入力したのはこちら
| ・月ごとに管理したいので月ごとにダッシュボードを表示できるようにしてください。 ・各取引が一度登録すると編集や削除ができないので編集削除できるようにしてください。 ・収入と支出の内訳がわかりやすいように、PLのような形で収入の各科目の内訳、支出の各科目の内訳、残高がみれるようにしてください。 ・カテゴリーを追加、編集、削除できるようにしてください。 ・各月の取引をcsvではき出せるようにしてください。 ・ダッシュボードの収入のサマリボックスをクリックするとその月の収入の内訳が、支出のカラムボックスをクリックするとその月の支出の内訳が表示されるようにしてください。 |
またまた入力してエンターキーをパチン。。。そして、待つこと2分45秒。。。


入力したすべての要件をエラーなく反映させた家計簿ができあがりました!ここまでプロンプトを考える時間を除けば5分以内。。。
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料金プランと選び方(2025年10月時点)
- 無料:月25メッセージ枠+1日5メッセージまで/基礎機能でお試し
- Starter:月$16(年払)or 月$20(月払)/月100メッセージ
- Builder:月$40(年払)or 月$50(月払)/月250メッセージ
- Pro:月$80(年払)or 月$100(月払)/月500メッセージ
- Elite:月$120(年払)or 月$200(月払)/月1,200メッセージ

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どこまで“社内SaaS”を置き換えられる?
Base44はワークフローを会話で作る思想なので、社内の単機能SaaSを横断して一本化できるポテンシャルがあるのではないかと考えています。
例えば、
- 勤怠・スケジュール:休暇申請→承認→カレンダー登録→通知
- 目標管理(OKR/KPI):目標→週次チェックイン→進捗ダッシュボード
- 利益管理・経費精算:CSV/レシート取込→自動仕訳候補→承認→レポート
- ナレッジ検索:PDF/議事録をアップ→要約→埋め込み検索→社内ポータル
メリット/注意点(正直レビュー)
良かった点
- 初速が速い:DB・認証・メール・ダッシュボードが最初から揃う
- 会話で仕様詰め:直しがチャットのみでできるから非エンジニアでもアプリ開発が可能
- SaaS統合の削減余地:点在SaaS→一本のAIワークフローに寄せられる可能性
注意点(きちんと押さえたい)
- セキュリティ対策:2025年7月にAPIエンドポイント脆弱性が報告され、Wix側が即日修正・悪用痕跡なしと発表。新興領域ゆえ、権限設計・機密データ分離は自社側でも徹底を。作成後にセキュリティに関してエンジニアなどの専門家にしっかり確認をするべき。
まとめ:まずは“小さな業務”から置き換えてみる
- Base44は「単発AIツール」ではなく、日々の業務を“線”で繋ぐAIビルダー
- 非エンジニアでも5〜30分単位で試作→改良が回る
- SaaS費の最適化&作業時間削減の両輪が狙える
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